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読書から国語力を育てる「ことばの学校」

ことばの学校ブログ

これぞ!入試問題(市立南③)

前回「こちらのブログ」のつづきで、

神奈川県の公立中高一貫の横浜市立南高附属中(2014年)では
出題がなんとそのまま「読書」をテーマとしています!

出題は、村上陽一郎(東大名誉教授・科学史)の「読書を楽しもう]という文章に続けて、
2つ目の文章として、池上彰(ジャーナリスト)の「ニュースの読み方」が示されます。

筆者の主張は、
相手に何かをつたえようとするときイメージを伝えなければならない。
文章でイメージが伝わるような書き方を身につけるには、
「とにかくフィクションを読むことです」として、

引用される文章は次のようにに閉じられます。

「作家や名エッセイストと呼ばれる人たちは、
子どものころに数多くの本を読んでいるので、たくさん蓄積しています。
文章を書く際に、頭の引き出しにしまっておいた「蓄積」を取り出しているのです。」